東の方位に「富士山」
西の方位に「出雲さん」(出雲大社)
南の方位に「お伊勢さん」(伊勢神宮)
北の方位に「白山」
宮中の儀式として「四方拝」があります。
四方に鎮まる天神地祇の神々を拝して、一年間の豊作と無病息災を祈る儀式として今日も行われています。
本荘神社は、北緯35度24分、東経136度43分に鎮座しています。
北緯35度24分の線上には、東方位に富士山、西方位に出雲大社が祀られ、(太陽の軌道・レイライン)
東経136度43分の線上に、北方位に白山、南方位に伊勢神宮(内宮)が祀られていて、(昇龍道)
北緯・東経の四方位の交わる要の位置に(下図参照)本荘神社が祀られていることがわかりました。
そこで、役員、総代と相談の上、こうした神々の遙拝所として「しあわせ祈願の宮」を設けることとなり、
平成24年3月24日に関係者が集い工事安全祈願祭がいとなまれました。
3月28日には、このほど竣工した四方拝所「しあわせ祈願の宮」並びに案内看板の竣工清祓祭に引き続き、
除幕式が今津宮司、市田崇敬者総代らによって行われました。
当日、中日新聞社、岐阜新聞社の取材によりお披露目となり、この日からお参りできることとなりました。
本殿前の四方拝所「しあわせ祈願の宮」の四方位に向いた鳥居を通して「四方拝」のお参りが出来ます。
感謝の気持ちを籠めて、本荘神社の素盞嗚尊さまを始め、四方の神々との縁(えにし)を結ぶ、「四合わせ(しあわせ)祈願」を致しましょう。
※「しあわせ祈願遥拝所建立」の記事が新聞に掲載されました。
3/29岐阜新聞朝刊、4/5に中日新聞朝刊、4/23中日新聞夕刊東海地方版に再掲載されました。
ーしあわせ祈願の宮 新遙拝碑 竣功ー 平成25年12月21日
平成24年3月に木製で四方拝遙拝碑を設けてから、遠近の参拝者が増えました。しかし、木製の遙拝碑は1年たって変色したため、新年を迎えるにあたり清々しくお参りしていただけるよう石造りの遙拝碑に作り直すこととなり、更に本年は、伊勢と出雲で式年遷宮が行われたことを記念し、「奉祝記念事業」として工事を進めてきました。
市田崇敬者総代、責任役員、監事、保存会会長、敬神婦人会会長のほか、施工業者である(株)岡本、(株)関ヶ原石材が参列し、祭典後、序幕式を行いました。